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北九州市内の河川各所でゲンジボタル観測-6月中旬まで

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 北九州市内の河川各所でゲンジボタルの飛翔が始まった。大川(門司区)で13匹、板櫃川(小倉北区)で5匹、小熊野川(小倉北区)で2匹、貫川(小倉南区)で5匹、建郷川(若松区)で60匹、黒川(八幡西区)で158匹(いずれも21日観測)など。

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 北九州市は「Green Frontier-環境モデル都市」として、河川の浄化にも早くから取り組み、1979(昭和54)年、小熊野川でホタルの幼虫の放流を開始。以来30年以上にわたって、市民と協力しながらホタルをはじめとした水生生物の環境保全に力を入れている。水辺の環境保全や水生生物の調査研究を行う「北九州市ほたる館」(小倉北区熊谷2)では、一年を通じてホタルの生育状況や昼間でも光るホタルを観測できる。

 同市水環境課ホタル係の佐藤さんは「今年は飛翔開始が例年より少し遅く、ホタルの飛翔は平野部で始まったばかり。これから中間部、山間部とさかのぼっていき、6月中旬までホタルを鑑賞できる」と話す。

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