門司港の「レトロ中央広場」（北九州市門司区東港町）で、4月20日開催された「北九州ラーメン王座選手権」の初代チャンピオンは「味噌★マニアックス」（小倉南区守恒）が勝ち取った。

約6000人が詰めかけ、人気店には長い行列ができた

　昨年まで行われていた「北九州ラーメンフェスティバル」を、チャンピオン選出に的を絞ったイベントとしてリニューアルを図った同イベント。来場者数は約6000人。「食べ終えた割り箸を、好みのラーメン店のボックスに投票する」システムで、投票所には常時監視員を配置し「不正な投票がないかをチェックし、厳正を期した」と実行委員の白木浩二さん。

　「勝敗は時の運、いろんな要素がたまたまラッキーな方に転んだだけで、実力で1位をつかんだとは思っていない。ほかの有名店のように地域の皆さまに長く愛されるお店作りを目指したい」と、「味噌★マニアックス」店主の阿部倫哉さんは謙虚な姿勢を示す。

　その他ステージでは「替え玉選手権」など大食いチャレンジイベントも行われ、「らーめん志士」（小倉北区中井）店主の別所武さんが13杯食べて優勝するなど、終日小雨交じりの天気ながら熱いラーメンバトルが繰り広げられた。

　その他の順位は、2位＝「桜吹雪が風に舞う」（小倉北区）、3位＝「ラーメン天晴」（八幡東区）。「第2回を来年3月に行う予定」（実行委員長の伊崎司善さん）という。