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小倉の和食店「旬菜家ひろ」が1周年-「冷酒ひれ酒」で独自色打ち出す

「鮎の東寺揚げ」(780円)と冷酒の「ふくひれ酒」(700円)

「鮎の東寺揚げ」(780円)と冷酒の「ふくひれ酒」(700円)

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 小倉・江南町の和食店「旬菜家ひろ」(北九州市小倉北区江南町、TEL 093-921-8878)がオープンして1年が過ぎた。オープン日は2013年6月15日。

ランチで提供する「ミニ贅沢御膳」(850円)

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 店舗面積は約20坪、席数は20席。店主の玉江弘幸さんは、ホテルの和食部門や老舗料亭、高級割烹の料理長など10店以上で約18年の経験を積んで独立した。「国内各地を転々としたおかげで、いろいろな素材、調理法に出合えた」といい、毎朝通う旦過市場で素材を見て「今日の予約のお客さまを喜ばせたり驚かせたりする調理法を考えながら」仕入れる。

 現在は、「時期的に終わりに近づいた『鮎(あゆ)の東寺揚げ』(780円)」を薦める。一般的には甘露煮か塩焼きにする鮎を、内蔵や小骨を取り除き湯葉で巻き揚げる。「お客さまからは、鮎独特の臭みが消えておいしいと言われる」と玉江さん。「手間の掛かる料理が多いので、居酒屋のように瞬発力が必要な料理は苦手だが、一品一品丁寧に提供していきたい」といい、自らの店を「居酒屋以上、割烹・料亭未満」と位置付ける。

 客単価は、昼=1,000円、夜=4,000~5,000円。「奥まった場所にあるため目立たず、ランチ客以上に夜の固定客を増やしたい」と課題を挙げる。

 ランチは「鯛(たい)のあら炊き」「天ぷら」「丼もの」などの定食(780円)、「贅沢(ぜいたく)御膳」(1,500円)、「ミニ贅沢御膳」(850円)など。

 夜は「コース」(2,980円)のほか、「本日の刺し身」「鮮魚のカルパッチョ」(以上780円)、「せせりのジャポネソース」(680円)、「店主の気まぐれパスタ」(800円)などの一品料理をそろえる。ドリンクは「獺祭」「黒龍」「義侠」など日本酒(グラス500円)を中心に扱い、オリジナル冷酒「ふぐひれ酒」(700円)も提供する。

 営業時間11時30分~14時、17時30分~。日曜定休。

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