小倉・馬借のギャラリー「ディーキューブ」(北九州市小倉北区馬借1、TEL 093-533-3456)で9月16日、「カリグラファーズ・ギルド作品展 九州展」が始まった。主催は、カリグラフィーを職業とする人々で組織した非営利団体「カリグラファーズ・ギルド」(東京都中央区)。
カリグラフィーは、文字を美しく見せる手法の一つ。古代ローマ時代から「少ない面積に効率的に美しくアルファベットを手書きする技術」として発展し現代に至る活字書体の原型で、印刷技術が発達した今でも専用のペンなどでメニューや招待状を書く職人が存在する同団体はそうした人々で組織され、教育・普及啓発を目的としている。
同事務局によると、隔年で開催し、今回初めて九州で行うという同展。約50点の会員作品をはじめ、会員らが日替わりで文字を「描く」デモンストレーション「カッパープレート体アレンジ」、「エンボス色々」なども展示する。
会場内では、図録・オリジナルグッズ・作品ポストカードなどを販売している。
入場無料。開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。9月21日まで。