株式会社コウダプロ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:幸田八州雄)が自治体経営力ランキング「自治体四季報」(https://j-shikiho.com/)の2024年度ランキングを発表したことをお知らせします。
自治体四季報とは?
総務省が公開している財政状況資料集および市町村税課税状況等の調を解析・数値化し、全国1741自治体の経営努力をランキング化したサイトです。
結果発表
全国自治体経営力ランキング
1位:千葉県 印西市(前年度1位)
人口増減率ランキング:2位(前年度2位)
地方税収増減率ランキング:71位(前年度76位)
人口一人当たり地方税収ランキング:127位(前年度125位)
人口一人当たり自治体純貯蓄額ランキング:217位(前年度200位)
人口一人当たり職員人件費ランキング:200位(前年度210位)
千葉県 印西市の特徴:
千葉県北部に位置し、千葉ニュータウンの中心都市である印西市がランキング1位になりました。
利根川や印旛沼に囲まれた豊かな自然環境を持ち、台地と低地の地形が特徴的です。商業活動が盛んで、新興住宅地の開発により子育て世代に人気の住宅都市「ベッドタウン」として成長しています。東京都心、成田空港へのアクセスが良好で、データセンターや商業施設が集積し、都市と自然が調和した発展を遂げています。
2位:宮城県 大和町(前年度58位)
人口増減率ランキング:468位(前年度528位)
地方税収増減率ランキング:288位(前年度1252位)
人口一人当たり地方税収ランキング:76位(前年度112位)
人口一人当たり自治体純貯蓄額ランキング:209位(前年度198位)
人口一人当たり職員人件費ランキング:4位(前年度4位)
宮城県 大和町の特徴:
宮城県のほぼ中央に位置し、夏は涼しく冬は雪の少ない自然の豊かな住みやすい街である大和町がランキング2位になりました。
標高300m前後の小高い山が7つ連なった「七ツ森」を町内のどこからでも望むことができます。町内にはキャンプ場や自然公園が多数整備され、休日には町内外からの観光客でにぎわうほか、最近では町内産のぶどうを使って作るワイナリーも誕生し、仙台市から1時間以内で行ける観光スポットとして注目を浴びています。18歳までの医療費は所得制限なく無料など、子育てのしやすい町としても有名です。
3位:福島県 西郷村(前年度4位)
人口増減率ランキング:198位(前年度215位)
地方税収増減率ランキング:155位(前年度414位)
人口一人当たり地方税収ランキング:89位(前年度129位)
人口一人当たり自治体純貯蓄額ランキング:197位(前年度224位)
人口一人当たり職員人件費ランキング:83位(前年度82位)
福島県 西郷村の特徴:
都市部である白河市と接していることや東北新幹線の新白河駅、会津地方や栃木県那須地方にも幹線道路で繋がりベッドタウンとして人気の西郷村がランキング3位になりました。
駅近くには住宅地が並び、単身赴任の若年層が多く集まる西郷村。その結果、福島県内では人口に対して最も高齢者割合の低い自治体になっています。都市部へのアクセスが良好であるほか、イオンなどの大型ショッピングセンターや100%源泉かけ流しの「甲子温泉・新甲子温泉」、自然の中で楽しめるアクティビティが充実しており、住みやすさが魅力です。
4位~10位は以下の通りです。
4位:東京都 青ヶ島村(前年度3位)
5位:長野県 軽井沢町(前年度7位)
6位:北海道 千歳市(前年度2位)
7位:神奈川県 寒川町(前年度19位)
8位:東京都 昭島市(前年度6位)
9位:福岡県 那珂川市(前年度9位)
10位:福岡県 苅田町(前年度17位)
ジャンプアップランキング
1位:山口県 周防大島町(昨年度1721位→今年度510位)
2位:群馬県 片品村(昨年度1537位→今年度723位)
3位:長野県 朝日村(昨年度885位→今年度72位)
※ジャンプアップランキングとは、全国自治体経営力ランキングにおいて昨年度から大きく順位を上げた自治体のランキングのことです。
人口増減率ランキング
1位:千葉県 流山市(総合ランキング50位)
2位:千葉県 印西市(総合ランキング1位)
3位:茨城県 つくば市(総合ランキング18位)
地方税収増減率ランキング
1位:福島県 浪江町(総合ランキング899位)
2位:山口県 周防大島町(総合ランキング510位)
3位:宮崎県 諸塚村(総合ランキング210位)
人口一人当たり地方税収ランキング
1位:北海道 泊村(総合ランキング237位)
2位:群馬県 上野村(総合ランキング656位)
3位:愛知県 飛島村(総合ランキング439位)
人口一人当たり自治体純貯蓄額ランキング
1位:東京都 青ヶ島村(総合ランキング4位)
2位:東京都 御蔵島村(総合ランキング641位)
3位:北海道 泊村(総合ランキング237位)
人口一人当たり職員人件費ランキング
1位:福岡県 那珂川市(総合ランキング9位)
2位:青森県 十和田市(総合ランキング492位)
3位:北海道 北斗市(総合ランキング218位)
ランキング詳細は公式サイトへ!
https://j-shikiho.com/
運営者の幸田八州雄よりコメント
「頑張っている自治体を応援したい」
そんな想いで自治体四季報を立ち上げました。
自治体四季報を始めて、今年度で5年目となります。
自治体の経営力をランキングとして見える化し、様々な観点から評価できるような仕組みとなっております。
合理的な指標に基づくランキングであると自負しておりますが、完全にすべての立場の方にご納得いただける指標とも思っていません。
良い意見も悪い意見もいただきながら、より精度の高いランキングとなるよう改良を重ねております。
売上や利益率で評価される民間企業と同じように、自治体も客観的に評価される指標があるべきではないでしょうか。
自分が住む街ではどんな行政が行われているのか?
首長さんがどんな自治体経営を行ってどんな業績を残したのか?
そんな情報は知ろうとしてもなかなか知ることができないのが現状です。
このような状況で、首長さんや自治体職員の皆さんの業績を、客観的な数値的指標の面だけでも表現するべきだと思います。
もちろん、地方自治体の活動において、数値に表すことのできない重要な仕事もたくさんあるでしょう。
しかし、少なくとも数値として見ることのできる自治体の業績を、私たち市民が知るということはとても価値のあることではないでしょうか。
なお、今年度は千葉県印西市が全国自治体経営力ランキング第1位に輝かれました。
2年連続の1位受賞、心よりお祝い申し上げます。
私たちは、地方自治の最前線で奮闘しておられる首長様、自治体職員の皆様の頑張りを応援しています。
自治体四季報が浸透していくことで、これからの日本がよりよくなることを期待しています。
自治体四季報のアルゴリズム
自治体四季報は、独自指標「自治体スコア」に基づいて全国自治体経営力ランキングを作成しています。
自治体スコアとは?
自治体スコアとは、自治体の経営状態が数値化された指標です。
自治体スコアは、以下の5つのメイン指標を元に算出されます。
1.人口増減率(人が住みたくなる魅力度の指標)
2.地方税収増減率(住民の豊かさや地域経済の伸び率の指標)
3.人口一人当たり地方税収(住民や企業の豊かさの指標)
4.人口一人当たり自治体純貯蓄額(人口一人当たりにおいて、自治体が保有している純貯蓄の総額が分かる指標)
5.人口一人当たり職員人件費(自治体運営の合理化度の指標)
自治体スコアの算出方法
自治体スコアの算出には、1742という数字を用いています。(1742は日本全国の自治体数をもとにしています。)
5つのメイン指標について、それぞれスコア化し、1位の場合は1742ポイント、最下位の場合は1ポイントを加算し、5つの合算値が自治体スコアとなります。
会社概要
株式会社コウダプロは「面白屋」・「ワクワク屋」です。
2016年に設立し、実行可能で成果に直結するアイデアを基盤とする商品開発を行っています。
化粧品やサプリメントを中心とするOEM事業を主軸とし、自社製品の「アスガール顆粒」、「カラッとペーパー」、「大人のカレースパイス」を新規事業として立ち上げ中です。
会社名:株式会社コウダプロ
本社所在地:〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目6-20 星野ビル7階
設立:2016年4月
資本金:5,000,000円
代表者:幸田八州雄
ホームページ:https://kouda-pro.co.jp/