(写真)落語家:柳家あお馬、鈴々舎美馬
2025年7月よりサービス提供開始
新郎新婦の過去を役者が演じる結婚式の感動演出「メモリプレイ」から派生した、人生を落語としてプロの落語家が語る高齢者向けサプライズ演出「メモリプラクゴ」を提供する株式会社サプライズモール(本社:福岡県、代表:村部大介)は、2025年7月より、「メモリプラクゴ」を一周忌や三回忌などの法要の場でも実施可能なサービスとして新たに提供開始いたします。
■サービス概要
「メモリプラクゴ」は、米寿・喜寿・傘寿などの長寿祝いにおいて、ご家族が高齢のご親族に贈るサプライズ演出として支持を得てきました。
お祝いされる本人の人生を落語の台本にし、プロの落語家が披露致します。
https://www.youtube.com/watch?v=PcJ7yGEfKvs
近年では、“セルフ祝い(自分で自分を祝う)”という新たな文化として、ご自身の長寿祝いの場で「自らの人生を落語にして語る」ケースも増えており、笑いと感動を兼ね備えた唯一無二の演出として注目を集めています。
そんなメモリプラクゴをこのたび、終活の一環として「ご自身の人生」を落語として振り返り、故人の想いを明るく後世に残すことを目的に、法要(一周忌・三回忌など)やご自身の人生を存命中に明るく振り返る「生前葬」でも実施できるサービスを2025年7月より正式に提供いたします。
■終活の起源と現代的意義
「終活(しゅうかつ)」という言葉は、2009年頃に登場し、『週刊朝日』などでの特集を通して広く認知されるようになりました。「人生の終わりに向けた活動」の略であり、遺品整理や相続対策にとどまらず、自分らしい最期の迎え方を自ら選ぶための準備として、日本の高齢化社会とともに急速に広まりました。
特に2020年代に入ってからは、単なる“死の準備”ではなく、“生き方”を見つめ直すポジティブな文化として受け入れられつつあります。自己表現・自分史の記録・デジタル遺産の整理など、多様な分野に派生し、個性ある終活を求める声が年々高まっています。
■新プランの目的・背景
近年、生前整理や想いを綴る“終活”に積極的に取り組む高齢者が増加している中で、
「自分の人生を明るく楽しく振り返り、残された家族や友人に届けたい」というニーズに応えるかたちで、「メモリプラクゴ」を法要にも対応させることにいたしました。
落語の形を借り、実際にプロの落語家が笑いと涙を交えて人生を語ることで、故人の魅力や歩みがより深く心に刻まれます。
また、悲しみに暮れどうしても前向きな気持ちになる事が出来ないご遺族の方々に対しましても、一歩前に進むためのきっかけになることが出来る演出を目指しております。
■特徴・ポイント
- 落語という日本の伝統文化を活用:ばかばかしさと奥深さが絶妙に同居する落語が、ご自身の人生を豊かに表現
- メモリプレイの脚本家が作成:メモリプレイの演出で人生を4000人以上に聞いてきた脚本家とプロの落語家によって脚本作成
- 集まった人々の心に届くサプライズ演出:しんみりしがちな法要の空気に、笑顔と涙を添える「おじいちゃんやっぱり粋なことするね」という声が聞こえてきませんか?
- プロの落語家による台本構成・演出:想い出を丁寧にヒアリングし、唯一無二の語りに仕上げます
- セルフ祝いにも対応:ご遺族の方からのご依頼はもちろん、ご自身で自分の生前葬や居なくなった後の法用を演出できます
https://www.youtube.com/watch?v=cszvzTflI_8
■ターゲット
- 終活に関心のある高齢者の方
- ご家族の法要を温かく、記憶に残る場にしたいと考えるご遺族
- 人生の節目に“言葉”と“笑い”と“涙”を贈りたいと考えるすべての人
- 「セルフ祝い」というスタイルで自分らしく人生を讃えたい活力に溢れた方
77歳喜寿のお祝いに
88歳米寿のお祝いに
■現在の終活トレンドと人気サービス
現代の終活市場では、以下のようなサービスが注目を集めています:
- エンディングノート:自分の希望や人生の記録を綴るノート。家族へのメッセージなども記載可能。
- 生前葬:自らの葬儀を生きているうちに行う儀式。人前で感謝を伝える機会として人気。
- デジタル終活:SNS・クラウド上の写真やメールなど、デジタル遺産の整理・削除。
- 自分史ムービー/絵本制作:人生の歩みを映像やイラストで表現するサービス。
- VR供養/リモート法要:IT技術を活かした、遠隔地とのつながりを保つ新しい供養の形。
その中で「メモリプラクゴ」は、“語り”と“笑い”と“涙”による温かいエンタメ型の終活演出として、これらと並ぶ新しい文化的選択肢を提示しております。
今後の展開
「メモリプラクゴ」は、落語を用いて個人の人生を温かく表現する独自の演出スタイルとして、法要や長寿祝い、生前葬といった場面において確かなニーズを持ち始めています。今後は、以下のような方向でさらなる発展を目指してまいります。
○ 地域密着型展開の強化
全国の自治体・高齢者施設・地域包括支援センターなどと連携し、より地域に根ざした演出の提供を進めてまいります。
○ グローバル対応・インバウンド展開
日本の伝統芸能である落語を通じて、日本人の“人生の美学”を海外にも届ける取り組みも視野に入れています。
○ エピソードアーカイブ構想
演出に使用した落語台本やエピソードを、ご家族や本人の許可のもと「人生の記録」としてデジタル保存・共有する仕組みを整え、日本人の人生が落語として後世に残る仕組みづくりを進めてまいります。
今後も、「笑いと感動で人生を語る」という文化的価値を多くの方に届けられるよう、演出力と技術の両面からサービス向上に努めてまいります。
■サービス詳細・申込みページ
https://surprise-mall.jp/memorep_rakugo/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社サプライズモール
担当:村部大介
TEL:092-753-9684
担当者コメント
[株式会社サプライズモール/代表取締役 村部 大介]「結婚式も葬儀も、近年は形式や演出が大きく変わっています。
その中でも、日本人が大切にしてきた“温もり”や“物語”を、現代的に伝えていくことが、私たちの使命です。
落語という文化を通して、人生を後世に語り継ぐ。
それが、これからの“終活”“法要”“生前葬”の新しい選択肢になると信じています。」