
会話が続くと答えが近づく AIチャットボット「WisTalk」
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤 一義)は、2025年12月、社内問い合わせ・ナレッジ活用向けAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」のバージョンアップを実施しました。
今回のバージョンアップでは、生成AI自動回答の際、一つの質問を基に会話形式で質問や要望を重ねて答えを導きだすことが可能なマルチターン機能を追加。本機能により、WisTalkとより自然な会話を通じてスムーズに回答を得ることができます。
▼「WisTalk」詳細
https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html
AIチャットボット「WisTalk」は、パナソニック独自のチューニングを施したOCR対応のRAGを採用しており、図や表を多く含む技術文書の検索にも対応します。
この機能は、従来チャットボットが活用されている問い合わせ対応にとどまらず、コーポレート部門や技術・開発部門が持つドキュメントをベースとしたナレッジ共有の手段として利用されており、特に品質保証部門での導入が増加しています。
今回のバージョンアップによりシングルターン(1回のやりとり)とは異なり、チャットボットに質問をする際、都度同じ質問や文脈を繰り返し入力する必要はなく、関連した質問を続ける中でそこからAIが文脈をくみ取るため、人と会話するような自然な形でご利用いただけます。問い合わせ対応だけでなく、図表やグラフの多い文書の検索や情報共有での活用など、これまで以上の幅広い活用が期待できます。

マルチターン機能による連続した会話の文脈からAIが回答


