小倉・下曽根にお好み焼き専門店「てこじまん」（北九州市小倉南区下曽根新町）がオープンして1カ月がたった。

各テーブルで焼き上がりまで仕上げる小島さん

9月7日にオープンした同店。店舗面積は16坪、席数は24席。店主の小島亮太さんは、小学校時代の卒業文集に「将来はお好み焼き店経営」と書くほどのお好み焼き好き。

「子どもの頃に家族で鉄板を囲んで食べたお好み焼きのおいしさが原体験」と話す小島さんは、ミシュランガイド東京の掲載店など3店舗で約6年間修業を積み独立開業にこぎ着けた。

　近年マンションが立ち並び、住民が急増した割に飲食店が少ないという同エリア。「当初、家族からは（飲食店が立ち並ぶ）下曽根駅東側の出店を勧められたが、1カ月の好調な売り上げから見て結果的にこのエリアで正解だった」と笑顔を見せる。

　鶏ガラ、昆布、カツオで取っただし汁を使ったお好み焼きは、焼く時に裏返すのが不安な客でも安心して食べられるよう、各テーブルの鉄板で小島さんが最後まで焼き上げる。

　メニューは、「豚玉」「イカ玉」（以上680円）、「エビ玉」（700円）、「じまんスペシャル」（950円）、「焼きそば」「キムチ焼きそば」（以上680円）、「お菓子もんじゃ」（580円）、「野菜もんじゃ」（700円）、「豚ニンニクもんじゃ」（780円）など。「半熟トンペイ焼き」（480円）、「豚キムチ鉄板」（550円）などの鉄板焼き料理も用意する。

　営業時間は11時30分～14時、17時～22時。火曜定休。