仕出し弁当の製造をメーンに手掛ける「弁当の丸ふじ」(北九州市小倉北区下富野5、TEL 093-541-1948)は10月17日、「小倉城とらっちゃ弁当」の販売を始めた。
小倉を代表する郷土食の「サバのぬか炊き」や焼きうどんのほか、すき焼き、空揚げなどを盛り込んだ弁当で、パッケージには日中韓英の4カ国語を記載した。
同社はこれまで、地元出身の松本零士さんに協力を仰いだ「銀河鉄道999弁当」、門司区在住の山田圭子さんとコラボした「戦国美姫伝 花修羅弁当」、「少年サンデー」(小学館)に連載していた野球漫画「MAJOR」とコラボした「MAJOR スポーツ弁当」など、地元のにぎわいづくりを目的とした弁当を多く企画してきた。
同商品は、小倉城や旦過市場、門司港レトロなどに外国人観光客が急増したことを受け、社長の後藤祐平さんが「北九州の食文化を外国人観光客らにPRしたい」と思い立ち、小倉城のゆるキャラ「とらっちゃ」とコラボした弁当。
価格は648円。予約は電話で受け付ける。