小倉駅前から京町・魚町を中心とする繁華街一帯で2月20日、北九州を代表するグルメイベント「小倉 食市食座」が始まった。同日、小倉駅JAM広場で行われたオープニングイベントでは、「シャンパンタワー」の実演が披露されたほか、「焼きうどん」を振る舞った。ステージでは、よしもと芸人らによる「お笑いステージ」も繰り広げイベント開催を通行客らにアピールした。
「耕治」(魚町1)では恒例となった「焼きそば」(通常1,400円が500円)を提供している
「地元の食材や食文化を生かし、冬の時期に小倉の街へ集客すること」を目的に2000年に始まった同イベントは今年で16回目。今月29日までの期間中、飲食店や食品店が商店街各所に出店し限定メニュー(1皿400円~)を提供するほか、100店以上の店舗で割安メニューや追加トッピングなどを提供する。
中でも恒例となった「中国料理 耕治」(魚町1)が提供する「焼きそば」(通常=1,400円、期間中=500円)は、ランチ時は長い行列ができるほどの人気となっている。同店の平野桂之介社長は「街じゅうが手を携えて盛り上げようとするイベントなので採算は度外視。寒いこの時期、なるべく多くのお客さまに温まっていただきたい」と話す。
「どんどこ広場」(馬借1)では27日・28日、「牛の丸焼き」「霧島山麓豚ロースステーキ」「牛すね肉のワイン煮込み」「田川ホルモン鍋」(以上400円)などを、地元ボランティアグループなどが提供。「旦過市場」(魚町4)では28日、市場内の飲食店が限定メニューを提供する。
商店街のほか、小倉井筒屋(船場町)、コレット(京町3)、アミュプラザ(浅野1)、リバーウォーク北九州(室町1)などの大型商業施設も協力し、テナントの飲食店が「ドリンク無料」などの特典を用意する。
参加店や提供メニューなどはホームページで確認できる。今月28日まで。