小倉北区内の飲食店やスイーツショップ、角打ち店を巡るスタンプラリーイベント「小倉うまかロボ大作戦」が10月1日に始まった。
「小倉焼うどん」「丸腸」「角打ち」「ロールケーキ」「ぼたもち」を提供する65店が参加し、それぞれの頭文字を取って名付けた同イベント。主催は、区やまちづくり団体、商店主らで組織した実行委員会。
「鳥町食堂街」(北九州市小倉北区魚町1)の食堂が戦後、手に入りにくかった焼きそばの麺に代えてうどんの乾麺で作り始めたことが発祥と言われる「小倉焼うどん」や、食肉センターから供給される新鮮な内臓系の肉が流通し焼き肉店で提供が広まった牛の小腸「丸腸」、市内の酒販店のうち約200軒が店頭で酒が飲める「角打ち」を実施していること、毎年6月スイーツ店が集まりフェアを開催する「ロールケーキ」、沿岸部の工場で3交代勤務する肉体労働者に親しまれ、屋台を中心に提供されていた「ぼたもち」など、小倉を代表する地元グルメを通じて地域振興を図ることが狙い。2014年に始まり、今年で3回目を迎える。
期間中、提供メニューを食べながらシールを集め応募すると、数などに応じて「ギフトカード3万円分」や「参加店舗のお食事券」などの賞品が進呈される。
マップは市内の宿泊施設や観光案内所、市役所、参加店舗などで入手できる。11月30日まで。