小倉競輪場(北九州市小倉北区三萩野3)で1月14日・15日、全国初の「ミッドナイト競輪」が開催された。
21時に第1レースをスタートし、最終の第7レースが終了したのは23時30分ごろ。レースは通常のルールを変え、9人の選手が400メートルのバンクを5周するところを7人の選手が4周する「ミッドナイト」仕様のレースで行われた。
運営方法もユニークで、深夜に行う競輪ということもあり、交通アクセスや周辺住民の生活に配慮して観客を競輪場に入れない「無観客方式」で実施。歓声やヤジのない中でのレース展開となったが、バンクではいつも通りの熱戦が繰り広げられた。車券は全てインターネットで販売。レースの模様はインターネットとCS放送で中継された。
競輪の売り上げは年々減少しており、新たなファン層の獲得と売り上げの拡大を狙いとした今回のミッドナイト競輪。市の発表によれば、小倉ミッドナイト競輪の2日間の売り上げは1億7,172万4,20円(チャリロト3を含む)。1日あたり約8,500万円で当初目標を若干上回った模様。
次回のミッドナイト競輪開催は2月4日・5日を予定。