JR門司港駅そばの旧JR九州本社ビル1階に10月15日、アンティーク雑貨なども販売するカフェ「UMINEKO(ウミネコ)」(北九州市門司区西海岸1)がオープンする。運営は「門司赤煉瓦プレイス」のカフェバーなどを運営する「ホッテントットコーヒー」(小倉北区)。
ヨーロッパで店長の清松さん夫婦が買い付けてきたアンティークな雑貨が並ぶ。
店舗面積は約86平方メートル、席数は50席。門司港レトロ地区では、「大正100年」を記念して、同地区のにぎわいづくりを目的にさまざまなイベントを開催している。旧JR九州本社ビルの再開発はその中核ともなる事業で、北九州市観光コンベンション課により、「大正浪漫の雰囲気のあるオープンカフェ」出店募集のコンペが行われ、3社の中から選ばれた。
選考にあたっては「これまでのカフェ運営実績やイベント運営企画体制、門司港駅前の立地特性を生かした夜遅くまで営業することなどが評価された」と観光・コンベンション課の高松さん。「20年以上のカフェ運営業務の経験が評価され出店することができた。フランスでの生活で見てきた美しい街並みにあるカフェと、日本一のガレットを提供することを目指している」と清松店長。
店内にはカンペール焼き、プロバンス焼きなどのフランス、ベルギー、フィンランドで直接仕入れてきた雑貨なども並ぶ。
主なメニューは、「ガレットセット」(ガレット、ジェラート、ドリンク、980円)、「エスプレッソ」(450円)、バナナジュース(600円)など。
営業時間は10時~24時。火曜定休。