小倉魚町の「魚町サンロード商店街」（北九州市小倉北区魚町3）で11月12日、地元クリエーターの手作り作品を作家自身が対面販売するフリーマーケット「魚町サンロードよりみち市」が開催される。

人形作家のyoteco（ヨテコ）さんと、drawingや切り絵の作家emo（エモ）さんとのコラボレーション「yotEmo」（ヨテモ）が出店。

　会場は同商店街内の、北九州市立大学「魚町サテライト」や空き店舗前の軒先。ドールアーティストのyotecoさん、アクセサリー作家の玉井涼子さん、ヘナアート作家の本田裕子さん、キルト作家の塚本弘子さんなど、北九州で活躍するクリエーター10組以上が集まり、シルバーアクセサリー、絵画、キルト、服飾雑貨、木工作品などを、クリエーター自身が作品の魅力を説明しながら対面販売する。

　当日限定でミニFM局も開局し、作家へのインタビューや会場の様子を移動しながらトランスミッターで送信する予定。「電波は半径約100メートルしか届かないが、ラジオの聴取者も巻き込んだ、立体的に広がったイベントにしたい」と実行委員の嶋田秀範さん。

　「地元のクリエーターが自らのブランドを発信、確立できるよう企画した。『その時だけ』の企画に終わらせず定着させて、まちのにぎわいにつなげれば」と嶋田さん。

　開催時間は13時～19時。