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小倉の老舗ラーメン店「光来軒」、丼デザインでクリエーター12人とコラボ

12人のクリエーターが思い思いのデザインを製作した。

12人のクリエーターが思い思いのデザインを製作した。

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 小倉魚町の民間インキュベート施設施設「メルカート三番街」(北九州市小倉北区魚町3)の「図書室アーカイブ」で9月20日、「光来軒×12 CREATORS展」が始まった。会場には、同施設とラーメン店「光来軒」(香春口1)がクリエーター12人と共同でデザイン開発した丼12種が並ぶ。

12種の丼が展示される「図書室アーカイブ」

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 全て同じサイズ・形状の素焼きの丼に、福岡や東京在住のクリエーター12人がそれぞれ、「うまいラーメン」「楽しい丼」などのイメージでデザインした。中には丼だけでなく、箸袋や湯飲み、ギョーザのタレ用小皿などもデザインしたクリエーターもいた。

 「デザインのギャラはギョーザ2皿だったが、久々に指先でデザインする感触を楽しんだ」と福岡のクリエーター7人を取りまとめた、グラフィックデザイナーの岡崎友則さん。「こうしたアート活動と、まち中にひっそりとたたずむラーメン店の販促活動がどう結びつくのか楽しみ」とも。

 光来軒は1956(昭和31)年ごろに開業した「豚骨ラーメン一筋」のラーメン店で、今年創業55周年を迎える。「ここで親子2代、昔ながらの豚骨ラーメンにこだわってきた。55周年ということでメニュー開発や一般的な販売促進も考えたが、何か新しいことに取り組んでみたかった」と店主の岩本克己さん。「クリエーターとのコラボレーションで、これまで来なかった新しい層のお客さんを呼びたい」とも。

 開催時間は11時~19時。入場無料。10月11日まで。同14日からは光来軒で展示し、実際にそれらの丼でラーメンを食べることもできる。

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