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脱サラしてなぜ市場内にみそラーメン店を? 「前世はらぁ麺や」・二木智幸さんに聞く

 「北九州市中央卸売市場」内に昨年11月、みそラーメン店「前世はらぁ麺や」(北九州市小倉北区西港町)がオープンした。ラーメン好きが高じて脱サラした店主の二木智幸さんが、「いつかここで起業したい」と長年温めてきた思いを実現させた。一般客には足を運びにくい立地にあえて出店した理由や、みそへのこだわり、開業半年の手応えなど、二木さんに話を聞いた。


ラーメンが好きで脱サラしたと聞きました。起業を決めるまでの経緯を教えてください。

 ラーメンが好き過ぎて、サラリーマン時代に新しいラーメンを開拓するための旅行を何度もしていました。豚骨やしょうゆ、みそ味のラーメンを食べ歩き、起業を目指しながら、試行錯誤を重ねて自分なりの味を作ってきました。でも、特に好きなのはみそラーメンで、みそラーメンで勝負をしたいという思いが膨らんでいきました。子どもが3人いることで、起業のタイミングをつかめずにいましたが、友人・知人だけでなく妻の後押しもあり、開業にこぎ着けました。


「前世はらぁ麺や」という店名はどんな思いから生まれたのですか。

 持って生まれたラーメン好き、前世はラーメン屋だったのかもと思ったことから名付けました。店内は「昭和の屋台をイメージした」造りで、壁を塗るなど内装工事の多くも自分で行いました。開業前からインスタグラムで発信して、少しずつ話題作りをしてきました。店舗面積は約10坪、カウンター8席です。


一般のお客さまが来店しにくい市場内にあえて出店したのはなぜですか。

辺鄙(へんぴ)な場所だからこその特別感やノスタルジーがあり、それでいて市場内という活気もある。自分が20代のころ、ここで昼食を取るのが定番で、いつかここで起業したいと思い続けていました。


みそや麺へのこだわりを聞かせてください。

 みそは北海道産の3種をブレンドしています。麺は製麺所に細麺のちぢれ麺を特注しました。個人的には、太麺は食べ進むと飽きてくると思うんです。だから細麺のちぢれ麺にこだわっています。


開店から半年が過ぎました。手応えと今後の展望を教えてください。

 独学のラーメンながら自信を持って作っています。こんな場所にもかかわらず行列ができるほど、食べに来てくれるお客さまがたくさん来てくれることに感謝しながら、一杯一杯、丁寧に作っていることが支持されていると思っています。今後は、みそへのこだわりを深めながら、しょうゆラーメンなどのジャンルも広げていきたいと考えています。


特製前世ラーメン
特製前世ラーメン

紅天まぜそば
紅天まぜそば

 

 主なメニューは「味噌(みそ)ラーメン」(950円)、「塩たま味噌ラーメン」(1,100円)、「特製前世ラーメン」(1,450円)、「まぜそば」(1,100円)、「紅天まぜそば」(1,250円)など。追加トッピングのバター、ネギ増し(各150円)、チャーシュー増し(300円)なども用意する。

前世はらぁ麺や 北九州市小倉北区西港町(北九州市中央卸売市場内) 営業時間=10時~15時

 

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