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若松「亀の井ホテル」が「オールインクルーシブ」形式導入

支配人の江島敦さん

支配人の江島敦さん

 「亀の井ホテル 玄界灘」(北九州市若松区大字有毛、TEL 093-741-1335)が「オールインクルーシブ」形式を導入し1カ月が過ぎた。

景勝地「遠見ヶ鼻」のすぐ横にある「亀の井ホテル玄界灘」(提供=亀の井ホテル玄界灘)

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 「オールインクルーシブ」形式は、夕食・朝食料金、アルコールを含むドリンク料金、館内アクティビティー利用料を宿泊料金に含むサービス。切り替えは7月1日。運営会社の「アイコニア・ホスピタリティ」(東京都港区)によると、北九州市内の宿泊施設では初めてという。

 同ホテルは玄海国定公園北端に位置する岩屋海岸の岬に立ち、全室から玄界灘を望む。客室数は50室。館内には地下1500メートルから湧出する自家源泉の天然温泉の大浴場と露天風呂を備える。前身は「かんぽの宿 北九州」で、2022年7月に「亀の井ホテル」ブランドへ移行した。

 亀の井ホテルは、1911(明治44)年に油屋熊八が創業した「亀の井旅館」(大分県別府市)をルーツとする温泉ホテルブランド。2022年7月に現在のブランドとして立ち上げ、全国39施設を展開する。

 支配人の江島敦さんは「オールインクルーシブは、(物販以外の食べ物、飲み物を全て含む)固定料金という安心感の中で楽しみたいという幅広い世代を取り込む策として、業界内で広がりつつある」と導入の背景を話す。

 今回の切り替えで、食事は従来の会席形式からオーダービュッフェ形式に変わった。あらかじめ料理を並べる一般的なビュッフェとは異なり、ライブキッチンで注文を受けてから調理し、1皿ずつ提供する。夕食は、玄界灘で水揚げされた魚介を使った料理を中心に構成するほか、「博多和牛」を使ったメニューなど。朝食は、厚切りベーコンを添えたフレンチトーストやだし巻き卵などを用意する。

 江島さんは「提供する料理に合わせた日本酒やワインを毎日13種用意している。口コミサイトでも、この飲食サービスへの評価が高い」と話す。

 滞在中の過ごし方の選択肢も広げた。1階ロビーラウンジではアルコールを含むドリンクとおつまみ、菓子を提供し、卓球、ダーツ、ビリヤード、ボードゲームなどのアクティビティーを新たに導入した。21時からは「夜鳴き担々麺」を用意する。

 切り替えから1カ月が過ぎ、江島さんは「サービス変更して1カ月、客室稼働率は好調に推移している。予約状況も順調。現在の好調を継続していくために、口コミなどの評価を維持したい」と話す。「眼前に広がる海(玄界灘)を活用したアクティビティーを開発したい」とも。

 宿泊料金は1万5,000円~。

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