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旅するチーズ店「チーズ魂」、小倉のカフェで実演販売-世界中のチーズ紹介

年間200日以上を「旅している」中村さん。

年間200日以上を「旅している」中村さん。

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 小倉駅新幹線口そばのカフェ「Causa(カウサ)」(北九州市小倉北区浅野2、TEL 093-521-6969)で1月19日、日本中を旅してチーズを実演販売する「チーズ魂 SESSION」の中村慎一さんが「世界の珍しいチーズを紹介する」実演販売を行った。

常時、数十キログラムのチーズを携帯して移動している。

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 「青カビ系」「白カビ系」「ハードタイプ」「ウオッシュタイプ」など、店頭ではなかなか手に入りにくい12種類のチーズを一皿に盛り、それぞれの産地や特徴、料理やワインとの合わせ方などを約1時間にわたって説明した。

 中村さんは24歳のとき、「あるバーで、デンマークの『キャステロ』というブルーチーズに出合い、独特の味わいに衝撃を受け」チーズの取り扱いを志したという。その後、サラリーマン経験などを通じて輸入元を調べ、店頭では取り扱いの少ない個性的なチーズを集め、5年ほど前からバッグに詰め込んで各地を渡り歩いて販売するようになった。

 「店舗を構えて営業するよりも、いろいろな場所でいろいろな人との出会いながら売ることが楽しいことに気付いた」と中村さん。北海道から沖縄まで、カフェやバーなどの飲食店だけでなく、「人が集まるところならどこでも」と、花見や宴会、女子会などにも出掛け、「チーズのおいしさ、楽しさを伝えたい」と積極的に活動している。

 「基本的には大阪が拠点だが、ツイッターなどで知り合った友人知人の誘いで次にどこに行くかが決まる。九州沖縄を旅してきて、今日は久留米から来た」という中村さんは、年間200日以上を旅して過ごしている。「チーズの寅さんとか、流しのチーズ屋とか呼ばれている」という。

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