「小倉 食市食座」を開催中の小倉・魚町銀天街で2月18日・19日、和風コスプレ喫茶「あるある茶房」(北九州市小倉北区魚町3)が開催された。
今春、JR小倉駅新幹線口に開業する「あるあるシティ」(浅野2)のPRイベントとして催され、和風コスプレなどをした大学生ら6人が来店客をもてなし、隣接する日本茶専門店「つじり」の煎茶(和菓子付き、300円)500セットを提供。同施設に今夏開業する「北九州市漫画ミュージアム」のPRパネルを展示し、「未来の漫画家発掘コーナー」を設けたほか、フィギュアも販売した。
イベントを運営した同施設担当の高田さんは「北九州はサブカルに対する理解があり、オタクが気軽に集まれる土壌がある。関連するショップも他地区に比べて多い」と話す。「食市食座とサブカルとは一見関連性がないが、意外となじむのも小倉の懐の深さ」とも。
「あるあるシティ」は、旧「ラフォーレ原宿・小倉」が閉店に伴い約5年間にわたって一部を残して閉鎖していたものを、今夏、上層階で開業する「北九州市漫画ミュージアム」に合わせた「サブカルチャータウン」として再開発。漫画関連グッズ、フィギュア、コスプレグッズなどを販売するテナントを誘致し、4月1日の開業を予定する。