小倉のお好み焼き店「いしん」(北九州市小倉北区魚町3、TEL093-541-0457)が3月19日、新メニュー「お好み焼きカレー」の提供を始める。
「北九州の名物である門司港焼きカレーをヒントに開発した」という同メニュー。生地の中に米が入っているのが特徴で、カレーとチーズをお好み焼きの中に挟み半熟目玉焼きを載せる。「フェイスブックでサンプル写真を掲載したところ、予想以上に反響が大きかったので本格的に取り組み、スタッフと試食を重ね納得の味に仕上げて、お客さまにも提供することにした」と店主の向井博幸さん。価格は819円。
父が経営していた喫茶店・レストランを、1990年当時高校生だった向井さんが「老若男女に気軽に立ち寄れる店に」と進言し、お好み焼き店に改めた。店名は「維新」にちなみ、「お好み焼きにも改革を起こしたい」と、「豚モチ納豆バジル風味」「ナスのボロネーゼミックス」などのオリジナルお好み焼き20種以上をそろえる。
昨年10月に行われた「小倉焼きうどんバトル『焼きうどん王(キング)』」に出品した「牛すじとねぎのゆずみそ焼きうどん」で優勝したり、「小倉焼うどん研究所」と共に「B-1グランプリ」へ参加したりするなど、「小倉焼きうどんの文化の発展と向上」に取り組んでいる。
営業時間は11時30分~23時。