小倉井筒屋(北九州市小倉北区船場町1)の本館8階催場で3月28日、「日本縦断 全国うまいもの大会」が始まった。
「昨年は『有名駅弁と全国うまいもの大会』として開催したが、今年は『全国うまいもの』を押している」という同催事。各地の和菓子や洋菓子、総菜、弁当、海産物、酒などを一堂に集め、イートインコーナーやカフェカウンターなども用意する。
今回は北海道から沖縄までの60店以上が出店。このうち広島の「八天堂」など9店が初出店。「以前から交渉を重ね、やっと出店にこぎ着けた」という同店は全国的にも人気の「くりーむパン」(全5種、1個200円、毎日限定1,000個、1人10個まで)を販売。「マダム・シンコ」(大阪)の「マダムブリュレ」(1ホール1,470円、毎日限定200個、1人2個まで)は開店直後に長い行列ができ、約30分で完売した。
イートインコーナーでは2店が初出店、「博多駅のくうてんでも人気」の「矢場とん」は名古屋名物の「みそかつ丼」(1,155円)、「喜多方老麺まるや」(福島)は「喜多方ラーメン」(700円)を販売し、同店は「東北の復興支援」の意味合いも込めての出店となっている。
「北九州の方は『はやりもの』を好む傾向がある。これからはやるものではなく、今はやっている知名度の高い店を集めた」と広報担当。
営業時間は10時~19時(最終日は17時閉場)。イートインスペースは18時オーダーストップ(最終日は16時)。4月3日まで。