小倉の魚町銀天街(北九州市小倉北区魚町1~3)で無料開放されている無線LAN「魚町Wi-Fi」が4月から拡張工事を行い、順次利用できるエリアが広がっている。
現在、南北約350メートルのアーケード内に8カ所中継器が設置されているが、店舗内部の場所によっては「スピードが落ちる場合があった」という。各店に中継器を増設して、「店舗奥でも安定したスピードを提供できるようにしたい」と機器の設置を呼び掛けるタウンマネジメント魚町社長の梯(かけはし)輝元さん。
幅広い客層の訪れる銀天街では、スマートフォンの普及などに伴い無線LANの利用者が増え、「スマホ片手に買い物を楽しんでいるお客さまや、カフェで仕事をするビジネスマンらをよく見かけるようになった」と梯さん。「各店に機器代5,000円程度を負担していただくことになるが、魚町への来店動機や滞在時間延長を促したい」とも。
無線LAN対応のPC・情報端末・スマートフォンで自由に利用できる。ネットワーク名(SSID)は「UomachiWLAN」。