小倉焼きうどん、小倉祇園太鼓で大学生が販売-売り上げは復興義援金に

学生が身につけた「小倉焼うどん」。「お好み焼き いしん」店主の向井さんが見守る。

学生が身につけた「小倉焼うどん」。「お好み焼き いしん」店主の向井さんが見守る。

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 北九州市立大学「東日本大震災関連プロジェクト」メンバーが7月22日、小倉祇園祭開催中の「みかげ通り」で「小倉焼きうどん」を販売し、売り上げ目標に10万円を掲げて活動した。

13時から歩行者天国となった「みかげ通り」は多くの客でにぎわった。

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 当初、祭り開催中に「B-1グランプリ」のPRができないかと市関係者から持ち掛けられた「お好み焼き いしん」店主の向井さんが、「ただPRするよりも、より意義のあるものに」と学生らに声を掛け。同大生で組織する同プロジェクトがそれに呼応し、「小倉で一番にぎやかなこの時に、B-1グランプリのPRをするとともに、震災支援の風化を阻止する意味も込めて」今回の出店が実現した。

 学生たちは同店で数回にわたって「小倉焼きうどん」づくりの実地研修を受け、当日に臨んだ。9月10日~18日には、宮城県南三陸町にボランティアとして被災地入りし、「被災者の方々へ『小倉焼きうどん』を提供する。九州の元気とおいしさを届けたい」(同スタッフ)という。

 当日の売り上げは全額、被災地への義援金に充てる。

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