小倉駅新幹線口(北九州市小倉北区浅野1)で8月3日、同日開業した「北九州市漫画ミュージアム」(浅野2)の開業除幕式が行われ、「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」や「銀河鉄道999」のキャラクター銅像が姿を表した。
銅像は、ベンチに座る「メーテル」と傍らにたたずむ「鉄郎」、「キャプテン・ハーロック」の3体から成り、除幕にあたってあいさつした同ミュージアムの名誉館長で漫画家の松本零士さんは「彼らは、私がまだ漫画家として本格的にデビューする前、小倉に住んでいた時代に着想したもの。この地に深いゆかりがある。故郷にこうして銅像を建てていただいて光栄」と話した。
除幕式に参加した同エリアの振興会関係者は「これらの銅像で、境港市の水木しげるロードのように全国区に知れ渡る観光地になってほしい」と期待を寄せる。