門司港のレトロ中央広場（北九州市門司区東港町1）で3月17日、「北九州ラーメンフェスティバル」が開催される。主催はラーメン愛好家たち約50人が組織した同実行委員会。

　2011年に初開催し、3回目。北九州市内や近隣のラーメン店23店が各店自慢のラーメンを持ち寄り、「ハーフサイズラーメン」（400円、前売り券3杯1,000円）を提供する。これまで開催した2回共に雨に見舞われたが、8000人以上の来場者に約1万2000杯提供した。「今回も同程度の来場者と杯数を見込んでいる」と実行委員長でラーメンブロガーのゆっき～さん。

　出場店の一人で「ラーメン福来家」（小倉南区徳力3）の店主・福沢悟さんは「前回5位、前々回は2位とランクインした。ラーメンはおいしいものを提供するのは当たり前だが、スピードやサービスなどもお客さまは評価する。今回はさらに印象に残るものにしたい」と秘策を練る。

「今回の特徴としては非豚骨のラーメン店が8店舗となり、お客さまの選択肢がこれまで以上に増えた。豚骨の苦手な人も楽しんでいただけるのでは」とゆっき～さん。「これまで2回行って、すでに多くのファンがこの時期を楽しみにしている。前売り券の販売状況は前回同様順調で、あとは天気を祈るのみ」と開催直前の意気込みを話す。

　参加店は、「拓味亭」「ぎょうざ家 ひろ」「宝龍」「笑福亭」（以上、小倉北区）、「福来家（ふくや）」「麺匠 明石家」「久留米ラーメン 一龍」「ちゅるるちゅーら ら･みぃえん」「尾道らーめん 中島屋」（以上、小倉南区）、「百鶏拉麺（ぱいちーらーめん）」「ラーメン・餃子 大勝（だいかつ）」「らーめん亜我羅（あがら）」（以上、門司区）、「天晴」（八幡東区）、「拉麺エルボー」「らーめん 心（しん）」（以上、八幡西区）、「馬賊」（以上、若松区）、「壱番亭」（直方市）、「がんこもんラーメン」（遠賀郡遠賀町）、「金田家」（行橋市）、「らーめん 龍太郎」（宮若市）、「麺屋 ゆぶき」（飯塚市）、「かほラーメン」（嘉麻市）、「天幻龍」（鞍手町）。

　来場者は食べ終わった割り箸を好みのラーメン店の投票箱へ入れ、集まった割り箸の重さで順位が決まる。人気店上位5位までを後日、ホームページで発表する予定。

　開催時間は10時～16時。前売り券は参加各店で販売するほか、ホームページでも予約できる。