学ぶ・知る

北九州のインターネット放送局、「アップル社基調講演」を日本語同時通訳

同時通訳の開催を知らせる「Mac Web Caster」のホームページ

同時通訳の開催を知らせる「Mac Web Caster」のホームページ

  • 0

  •  

 インターネット放送局「Mac Web Caster(マックウェブキャスター)」(北九州市八幡西区)は6月11日、アップル(米国)が開催する「WWDC2013基調講演」の同時通訳放送を行う。

[広告]

 これまで同社の基調講演では、故スティーブ・ジョブズCEOやティム・クックCEOらが登壇し、新OSや新製品情報を発表してきたが、当日まで内容が明かされることはなく、数週間前から愛好者らの間で憶測が飛び交い、ニュースサイトでは「iOS7やMacBook Proの新製品発表」などと噂された内容をまとめて掲載するなど、直前まで加熱した報道がなされている。

 日本語でいち早く情報入手ができることで、国内のメーカーやMac製品愛好者らから熱い支持を得てきた同局。2001年以降、アップルだけでなく、グーグルやゴールドマン・サックスの基調講演も通訳し放送してきた。前回、2012年10月に行った放送では「iPadミニへの関心が高く、最大約1万人が視聴した」という。主宰者の村田さんは「1時間以上の長丁場をひとりで同時通訳するので、準備も大変だし体力もいる。途中休憩をはさむかもしれない」と話す。

 「北九州マックユーザーズグループ」副代表で音楽プロデューサーの末松孝久さんは「村田さんの取り組みは、同時に通訳されるという情報の貴重さもあるが、毎回、多くのユーザーに届けるために新技術を取り入れるなど工夫を重ねている。今回もYoutube Liveに取り組むなど、業界的にも注目している」と話す。

 放送は同日、日本時間の深夜1時30分から行われ、基調講演は2時から始まる予定。視聴方法などはホームページで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース