小倉・紺屋町の鉄板焼き専門店「丸玉」(北九州市小倉北区紺屋町、TEL 093-511-4411)で3月から始まった昼の二毛作営業「丸玉カレー」が話題となっている。
店舗面積は約10坪、席数は12席。イタリアンの調理師だった生駒大輔さんが、夜間のみ営業していた同店の昼間の空き時間を間借りしながらカレーを提供している。「子ども連れのお客さまも来るので、スパイスは効いているが辛さを抑えたカレー」という。
イタリアンの経験から「盛り付けには気を使っている」といい、「野菜を食べる野菜カレー」は、毎日旦過市場で仕入れる10~15種類の野菜を彩り良く皿に並べる。米にもこだわりを見せ、「山口県のJAに紹介された、米の風味が強く粘り気の少ないカレーに適した『ヒノヒカリ』を使っている」と生駒さん。
開業から4カ月、「近隣のサラリーマンやOLの固定客がつき始めた」という。カレーを提供する店は近隣に多く、「激戦区ではあるが、早く安く食べることができるので、それだけニーズは多いのでは」と話す。特に告知はしていないがフェイスブックなどを通じた「口コミが広がり始めた」。
主なメニューは「野菜を食べる野菜カレー」(スモール600円、レギュラー700円、大800円、特大900円)、「ポークロースカツカレー」(同500円、同600円、同700円、同800円)、「ビーフカレー」(同400円、同500円、同600円、同700円)。トッピングには「炙(あぶ)りチーズ」「玉子」「こくまろバター」(以上50円)、「揚げナス」「半熟オムレツ」「煮込みビーフ」(以上150円)、「ロースカツ」(200円)などをそろえる。
営業時間は11時30分~15時。日曜・祝日定休。