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小倉・紫川河畔カフェ「イージー」突然の休業から再開-「ブティック・カフェ」に

「開業から2年がたち、気分を変えたかった」とエリック・ガルニーエさんと絹子さん夫妻

「開業から2年がたち、気分を変えたかった」とエリック・ガルニーエさんと絹子さん夫妻

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 小倉・船場町のカフェ「EG Riverside Cafe」(北九州市小倉北区船場町)が7月12日、約3カ月間の休業から再開し、雑貨や洋服も扱う「ブティック・カフェ」としてリニューアルした。

シンガポール在住のデザイナー「シモーネ・イラニ」さんのサマードレスなど

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 店舗面積は約10坪、席数は18席。紫川河畔の遊歩道に客席がせり出し、夜の川べりの雰囲気を楽しめる店として人気があったが、今年3月突然休業したことで、常連客らの間で動揺が広がっていた。店主のエリック・ガルニーエさんと妻の橋辺絹子さんは「2011年8月の開業から2年たち、自分たちもお客さまも慣れてしまった。運営の手法を変えることで気持ちを切り替えたかった」と経緯を話す。

 ガルニーエさんの本業は「オートバイや農機具の輸出業」で、日常的に日本と海外を行き来している。「そんな中で見つけたファッションや雑貨を店で紹介したい」と、店の一部に販売コーナーを設けることで、「新しい客層とカフェの新提案を模索したい」という。「これまではカフェが100%だったが、これからはカフェ30%、販売70%としたい」と抱負を話す絹子さん。

 現在は、「シンガポールで出会った」という服飾デザイナー・SIMONE IRANI(シモーネ・イラニ)さんの「サマードレス」(1万円~)約30着や、ガルニーエさんが「英語教師として初めて日本に来た時に着任した」という大牟田市の陶芸作家・福田るいさんの「湯のみ」(2,500円~)や「茶碗」(3,200円~)など約20点を並べている。

 リニューアルから数日たち、「たまたま休憩目的で立ち寄ったカフェのお客さまが、サマードレスを試着すると気に入ってくださり、そのまま購入するケースが目立つ」といい、この手法に手応えを感じていると絹子さん。

 営業時間は14時~20時(金曜・土曜は24時まで)。月曜・火曜定休。

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