小倉駅新幹線口の「西日本総合展示場」(北九州市小倉北区浅野3)で9月22日・23日、ものづくりイベント「KITAKYUSHU MONOCAFE」が行われる。主催は「西日本産業コンベンション協会」(同)。
「ロボカップジャパン2013」で優勝した九州工業大学チーム「ロボットサッカー」デモンストレーションや、北九州高専の「匂いを検知するロボット」での「身だしなみチェック」、VJ(ビジュアルジョッキー)「MOTOR DRIVE」さんによるプロジェクションマッピング、「チーム箱式」による「ティッシュボックスづくりワークショップ」、DIY電子工作の「アルディーノ」、3Dプリンター、二足歩行ロボットなど、市内外で活動するクリエーターの作品や活動を集めて展示する。
開催の背景には、3DプリンターやCADソフトの普及で身近にものづくりを行える環境が整い、大量生産大量消費した前世紀からのパラダイムシフト「MAKERS」の発想がある。同名の著書がベストセラーとなり、少量生産でもコストが大きく変わらないことから、これからの産業構造を変えるのではないかと注目されている。
「北九州には大学や高専など、ものづくりクリエーターを輩出する環境はたくさんあるが、就職先は大手の堅い職種に落ち着きがちだ。サブカルなど軽い文化も根付く北九州で、面白いクリエーターがたくさんいることを、イベントを通じて知らしめたい。『MAKERS』の発想こそ北九州になじむ」と同協会の古賀敦之さん。
開催時間は10時~16時。入場無料。終了後は交流会(参加費2,000円)も予定する。