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リバーウォーク北九州で「おやじカフェ」-サラリーマンらがダンスで給仕

汗だくになりながらキレのあるダンスを披露した「おやじフレーバーズ」のメンバー

汗だくになりながらキレのあるダンスを披露した「おやじフレーバーズ」のメンバー

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 小倉の「リバーウォーク北九州」(北九州市小倉北区室町1)で9月22日・23日と28日・29日の4日間、中高年の男性らがダンスを交えて給仕をする「もっとおやじカフェ-俺たちもっともてなしたい」が行われた。2009年に次ぎ2回目。

来場客の親子連れとダンスを楽しむ秋武さん

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 9月16日から北九州芸術劇場で始まった「ダンスダイブウィーク」の一環で、「宴会芸に磨きをかけたい」「メタボが気になる」「職場と家の往復の生活に飽きた」などの動機で集まったサラリーマンや経営者らとダンスボランティアチーム「おやじフフレーバーズ」の計16人が、振付師でダンサーの伊藤キムさんの指導を受け、7日間の研修期間を経て「ダンス給仕」に挑んだ。

 4日間の合計来店者数は「1000人を超えている」(劇場関係者)といい、最終日の29日、昭和歌謡曲をバックに「おやじたち」は息も絶え絶えながら客席を巻き込み、キレのあるダンスを披露した。額に汗して熱演するおやじたちを写真に収めようとスマートフォン片手にシャッターチャンスを窺う客や、コミカルな表情や動きに自然と笑みがこぼれる客の姿も見られた。

 出演者の一人で、干物販売業「じじや」を営む秋武政道さんは本業そっちのけで全日程に取り組んだ。「以前から『おやじフレーバーズ』の活動は気にしていた。お客さまと一体になって踊る喜びを味わうことができた」と満足げな様子を見せていた。

 伊藤さんは、「稽古の出来はさほど良くなかったが、本番では踊りだけでなく、カップの上げ下げなど、給仕全体にエンターテイメントを盛り込んでもてなすことができた。お客さまには喜んでもらえたと思う」と締めくくった。

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