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小倉で「九州うまかもん祭り」-若手店主ら、カンボジアに学校建設目指す

参加店舗に設置された募金箱でも「カンボジア学校建設」基金を募っている

参加店舗に設置された募金箱でも「カンボジア学校建設」基金を募っている

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 小倉の若手飲食店主らで組織する「北九州維新楽食青年有志の会」は10月27日、「勝山公園」(北九州市小倉北区城内4)で「楽食!!九州うまかもん祭り」を行う。開催まで1カ月に迫り、メンバーは前売りチケット販売に奔走している。

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 当日は、小倉を中心とした飲食店50店が、「黒毛和牛A5カルビ炭火焼き」「えぞしかのポトフ」「マグロ頬肉炙(あぶ)り」「熟成牛たん串」「小倉焼きうどん」「チキン南蛮」(200円~500円)などを提供する。

 今年初め、「仲の良い店主らが集まり、飲み会の席で『カンボジアに学校を建てたい』と言い始めたことがきっかけ」と実行委員の一人で「ベツバラ」(魚町2)の店主・高橋啓太さん。北九州市制50周年事業にもなり、「50周年を祝いながら、何か貢献できることをしたいと店主らで力を合わせている」と話す。

 少ないメンバーで企画から運営までを進めているうちに賛同者も増え、「キッズダンスショー」や「スーパーカー展示」などさまざまな企画も持ち込まれた。「本来メンバーは10人だが、賛同してくれた協力者などを含めると30人にも膨れ上がった」と高橋さん。「事業の収益は全て学校建設のための基金にする」といい、現在は海外旅行や家電製品が当たる抽選券付きの「前売りチケット」(1,000円)の販売に力を入れている。

 「参加店の募集や調整など、広告代理店を交えずにメンバーで行ったので回り道もしたし、内容も不備があるかもしれないが、多くの方々の知恵をいただきながらイベントを練り上げた。残り1カ月で、できるだけ多くの人を呼びたい」と高橋さん。

 開催時間は10時~17時。前売りチケットの購入方法やメニューはホームページで確認できる。

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