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「北九州青年みらい塾」が解散式-「焼きうどん」など根付かせ、活動14年

 「解散式当日は、これまでの思い出や実績を語り合うのではなく、これまでお世話になった皆さんを一堂に会することで、再度つないでいきたい」と代表理事の松尾孝治さん。

 「解散式当日は、これまでの思い出や実績を語り合うのではなく、これまでお世話になった皆さんを一堂に会することで、再度つないでいきたい」と代表理事の松尾孝治さん。

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 NPO法人北九州青年みらい塾は「北九州国際会議場」(北九州市小倉北区浅野3)で2月1日、解散式「北九州の未来に乾杯!最終章」を行う。

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 同法人は1999年に発足した「青年未来塾」が前身で、2008年にNPO法人化した。これまで「青年の社会活動参加促進や青年団体育成」を目的に、北九州市の人・物・文化・情報などの資源を掘り起こし、塾生自ら企画・運営・情報発信することで地域振興・地域活性化を図ってきた。

 同法人から派生した「小倉焼きうどん研究所」やNPO法人「北九州タウンツーリズム」など、一定の評価を得ながら継続的な事業として根付いてきたことが「発展的解散の理由」と、代表理事・松尾孝治さん。

 「小倉焼うどん研究所」は、B級グルメブームを背景に「小倉発祥の焼きうどん」を全国区にPRしようと発足し、市内飲食店への「焼きうどんメニューの定番化」の働き掛けや、各地の観光イベントへの出店など活発に活動してきた。「B-1グランプリ」は第1回から参画し、昨年行われた「北九州大会」の誘致に成功したことも大きな成果といえる。

 「北九州タウンツーリズム」は、北九州の産業遺産や繁華街の路地裏など、「まち歩き」を通じて一般の観光ツアーでは訪れない「北九州ならではの魅力」として「着地型観光」を進めてきた。同塾の活動の一部として進めてきたものを、別組織として立ち上げNPO法人化し継続的な事業として引き継いだ。

 「解散式当日は、これまでの思い出や実績を語り合うのではなく、これまでお世話になった皆さんを一堂に会することで、再度つないでいきたい」と松尾さん。

 開催時間は19時~21時。参加料金は2,000円。参加申し込みはフェイスブックかFAX(050-3730-6635)で受け付ける。

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