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小倉南区に「ヘルベチカドーナツ」 開店から2カ月、日産3000個目指す

人気商品の「ミルクドーナツ」や、抹茶、ダークチョコレートをトッピングしたドーナツも

人気商品の「ミルクドーナツ」や、抹茶、ダークチョコレートをトッピングしたドーナツも

 「HELVETICA donut(ヘルベチカドーナツ)」(北九州市小倉南区上曽根新町)がオープンして、6月29日で2カ月がたつ。を迎える。運営経営は「しんこう」(同)。

10時の開店前から長い行列ができる

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 店名は、デザイン業界では広く知られるフォント「Helvetica(ヘルベチカ)」に由来する。一般にはなじみが薄いものの、世界中の人々が日常的に目にする書体であることから、マネジャーの山田啓玄(ひろはる)さんは「自然とスタンダードになじんで馴染んでいくドーナツを目指す、という意味を込めて店名にした」と話す。同店は、福岡市東区のベーカリー「パンストック」とコラボレーションしてドーナツ生地を開発。これまでに手がけた生地は13種に及ぶ。開店初日にはテレビ中継がされ約200人が列を作るなどして注目を集めた。 

 「もともと『パンストック』のパンのファンで、一緒にドーナツを作りたいと声をかけた。ドーナツ店の構想は10年以上前から温めていた」と振り返る山田さん。「しんこう」が経営する「菓匠きくたろう」「Sweets Shop FAVORI Plus」で培った、あんやチーズなどを使った和洋菓子の素材製造の技術には自信があると言い、「パン店にもスイーツ店にもできない、両方が歩み寄った真ん中のニッチなポイントを狙った」と話す。

 「ドーナツには柔らかな食感が求められる。柔らかいということは油をたくさん吸ってしまうが、油が多いとたくさん食べられない」。山田さんは、その相反する難しさを克服した生地を目指し、なるべく添加物を使わず地元の食材にこだわっているという。

 20時間以上生地を寝かせることで甘酒のようなうまみを引き出したブリオッシュ仕立ての「ミルクドーナツ」(350円)は、早い時間に売り切れることが多いという。常時約30種類のドーナツを取りそろえ、時間帯や日によって店頭に並ぶ種類が変わる。

 山田さんは「現在は毎日2000個程度を販売しているが、夕方近くに来店したお客さまには『売り切れ』を伝えることが多く申し訳ない。今は日産3000個を目指して発酵状況や気温・湿度のデータを蓄積している。カフェスペースを設けているが、まだ稼働しておらず、そのメニューの開発も急いでいる」と話す。

 営業時間は10時~17時。

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