小倉駅新幹線口の西日本総合展示場本館（北九州市小倉北区浅野3）で11月23日、小倉の冬の風物詩「北九州アイススケートセンター」（TEL 093-513-2202）の営業が始まった。運営は千石産業（八幡西区則松5）。

伊藤みどりさんも加わったテープカット

　縦60メートル、横30メートルの国際規格リンクは北九州唯一。2007年に北九州プリンスホテルが閉館したことに伴い、同施設内にあった「アイスアリーナ」の機材を譲り受け、毎年冬季限定で営業している。今年で7年目。

　オープン初日には「アルベールビル五輪」銀メダリストの伊藤みどりさんもテープカットやデモスケーティングに参加。アマチュアバンドライブやゆるキャラ来場、「パン食い競争」などのイベントも行われ、約700人の来場者は久々の氷の感触を楽しんだ。

　今後、伊藤さんが指導する「フィギュアスケート教室」や、「アイスホッケー」「通常スケート」など、利用者のニーズに合わせた教室などを予定する。

　期間中の来場者数は7万人を見込み、「トリノ五輪で荒川静香選手が金メダル獲得した年、来場者が飛躍的に伸びた。もうじき始まるソチ五輪での日本人選手入賞を期待している」と光岡政志支配人。

　入場料金（フリータイム）は、大人＝2,000円、高校生以下＝1,500円（共に貸し靴料込み）。

　営業時間は16時～20時（土曜・日曜・祝日と小中学校の冬休み春休み期間は10時～）。来年4月8日まで。