小倉・魚町に3月15日、スマートフォンキャリア「フリービットモバイル」の新店舗「ATERIER’(アトリエダッシュ)freebit小倉店」(北九州市小倉北区魚町3)がオープンする。運営は「フリービット」(東京都渋谷区)。
「自社開発の機種『PandA(パンダ)』とドコモMVNO回線の安定性」(広報担当)が特徴の新しいスマートホンサービスで、「スマホ利用料金が高いと感じるユーザーに月額2,000円(税抜き)」でサービスを提供する。
2000年に創業した同社は、インターネットサービスのインフラ構築支援事業などで業績を伸ばし2007年に上場。その後「ドリーム・トレイン・インターネット」や「ベッコアメ・インターネット」などインターネット黎明(れいめい)期からあるブランドを傘下に収め、2013年には「モバイル事業」に進出。「1機種1プランのシンプルさ、『ユニクロ』のようなSPA(製造小売業)の形態を取ることでコストダウンした。国内シェア1パーセント(120万回線)を目指している」という。
昨年12月に「アトリエ福岡天神」(福岡市中央区天神2)を開業し、「小倉店は天神店に次ぐ2号店ではなく、次のフェーズへと向かうための新コンセプト第1号店」と説明する石田宏樹社長。モバイル分野での新サービスを福岡市と北九州市で相次いで提供開始することについて、「100万人都市が隣接するエリアは珍しく、将来的にアジア進出のための足掛かりとなる」と話す。
営業時間は11時~20時。