小倉・堺町のラーメン店「麺屋 慎之輔(しんのすけ)」(北九州市小倉北区堺町1、TEL 093-533-7778)が居酒屋から業態転換して8カ月が過ぎた。
店舗面積は約20坪、席数は25席。約10年前に繁華街の居酒屋として開業した同店。「食事メニューとして提供してきたラーメンが徐々に評判になった。昨年思い切って厨房を改装し、ラーメン専門店として店名も改めた」と店主の板倉慎二さん。
提供するラーメンは、「豚骨と鶏ガラが7対3の割合」の「慎之輔らぁめん」(630円)と「あっさり白醤油らぁめん」(680円)の2種。豚骨スープは、「ラーメン店で修業したのではなく独学で作り上げた」という。「ラーメンブロガーらがミーティング場所として利用してくれ、他店の情報を教えてくれた。まだまだ勉強の余地があると感じた」と話し、「今でもほぼ毎日、他店のラーメンを食べ歩き、味や厨房の仕組みなど参考にしている」と研究に余念がない。
「開店直後の早い時間は一品などの食事メニューのニーズが高く、アルコールとともに楽しむお客さまが多い」と言う。「チャンポン」(780円)のほか、「だし巻きオムレツ」(380円)、「若鶏のオイスターソース炒め」「若鶏空揚げ」(以上580円)、「霧島豚のサムギョプサル」(980円)などの居酒屋メニューも多くそろえる。
営業時間は19時~翌3時。日曜定休。