「井筒屋 小倉店」(北九州市小倉北区船場町1)で4月23日、「夏の北海道物産展」が始まった。
本館8階の特設会場に50店が出店し、北海道特産の「毛ガニ」「活(い)きタラバガニ」「羅臼昆布」「真ほっけ開き」などの海産物や、「桃太郎トマトジュース」「松尾ジンギスカン」「おたる桜いぶしベーコン」などの農産加工品を持ち寄るほか、道内有名飲食店が「自慢」のメニューを提供する。
中でも日替わりで用意した「活き毛ガニ」(1杯1,080円)は、開店前から100人近い行列ができた。「初日に限定で毛ガニを提供することが恒例となり、それをお客さまが楽しみにしている」(広報担当者)といい、今月30日からの「後半戦第1弾には鮭を提供する。これも長い行列ができる」と、常連客の購買力に期待を寄せる。ほかに「やきにくれすとらん 沙蘭」(函館市)が提供する「ふらの和牛盛り合わせ弁当」(2,160円)や「すし処 雑魚亭」(札幌市)の弁当「潮騒の宴」(1,560円)など、14店が実演販売する。
イートインコーナーでは初出店となる「函館麺厨房あじさい」(函館市)が「味彩塩拉麺」(850円)、「朝市食堂 函館ぶっかけ」(函館市)が、ボタンエビやウニ、帆立て貝、イクラなどを丼に仕立てた「噴火湾盛」(1,880円)などを提供している。
スイーツコーナーには、「ルタオ」(小樽市)、「スイートオーケストラ」「石屋製菓」(以上札幌市)、「六花亭」(帯広市)など例年出店する有名スイーツ店がブースを連ねる。
同担当者は「消費税増税後、店舗全体の売り上げは落ちているが、この催事は人気が高く、初日から多くのお客さまが並んだ。売り上げも期待している」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。5月6日まで。