小倉・旦過市場の「大學堂」(北九州市小倉北区魚町4、TEL 050-5889-6221)で7月7日、市場の「集団的自営権」賛成を訴えるデモ行進が行われた。同施設開設6周年を記念したもので、パレードには同施設の4人と市場関係者数人が参加した。
勢力を保ったまま北上する台風8号に刺激され、活発化した梅雨前線の影響で北九州市は7日未明から落雷と豪雨に見舞われている。同市場は例年梅雨時期に、隣接する神岳川が氾濫するなどし、幾度となく水害に遭ってきた。今年の梅雨でも各所で雨漏りが続発し、デモ関係者は「これ以上の雨漏りは営業に差し支える」と施設の改修を訴えながら、市場全体(集団)で力を合わせて水害を乗り切る「自営手段」を模索するという。
デモ参加者らは「大學堂6周年貫徹」「屋根裏雨水漏洩阻止」「原始力エナジー賛成」などと、主題とは微妙にずれながらも時事ネタに絡めたシュプレヒコールをあげパレードした。