小倉・魚町の「ビッコロ三番街」(北九州市小倉北区魚町3)に8月23日、野菜をふんだんに使ったたこ焼きが特徴の「大王たこ焼き」がオープンした。
ニンジン、ゴボウ、レンコンを入れ、「野菜のシャキシャキした歯ごたえと、とろっとした生地のバランスが特長」というたこ焼きを店頭で焼いて提供する同店。香ばしい香りが魚町銀天街の通行客の関心を引いている。
店主の坂本かおりさんは大学卒業後、一般企業に勤めていたが、実家の農家を引き継ぐため退職。2年前から米農家を営む両親の指導を受け「無農薬」の野菜作りに励んでいる。野菜入りのたこ焼きは「タコだけでは単調な味だが、野菜を入れることでぐっとおいしくなる」と思い付き商品化したという。「ほかの土地では分からないが、北九州では初」と坂本さん。
「通常のソース味のたこ焼きとは差別化を図りたい」と考えた坂本さんは、オリジナルレシピの「和風だしのあんかけ」(4個=250円、8個=480円)を考案。このほか、デミグラスソースで味付けした「デミタコチーズ」や、チーズを入れて焼きピザソースをかけた「ピザタコ」(以上4個=350円、6個=500円)なども用意する。
営業時間は11時~18時。水曜定休。