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門司港の「料飲連盟」グルメパスポート発行-観光客の長時間滞在目指す

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 門司港の飲食店主らが組織する「門司料飲連盟」(事務局=北九州市門司区東港町1)は9月、加盟店全店の特徴を掲載したマップ「門司港グルメパスポート」を発行した。

 同連盟の「和洋彩香 みなと」(栄町)店主の近藤真一郎さんを筆頭に企画部6人が案を練り、「作るからには全メンバーの情報を掲載したい」と、約9カ月かけて編集した。制作費は約70万円。

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 毎週末のようにマルシェや展示イベントなどが盛んな門司港エリアだが、「飲食店の情報はこれまで、あまり発信してこなかった」と、企画部メンバーで「伊万里牛専門店 門司笑」(同)店主の巌洞秀樹さん。「こうした活動で結束力を高める意味もある」とも。

 門司港は、観光のメーンでもある門司港駅が改築中(2019年春完成予定)で、来街者が減少傾向にある。宿泊施設が少なく「観光客に長時間滞在していただくことも長年の課題」といい、区役所は滞在型や着地型観光客増加を模索している。

 「観光客だけでなく市民にも、門司港のバリエーション豊かな飲食店の存在を知ってもらいたい」と、門司港名物の「焼きカレー」「ちゃんらー」「ふく料理」などを提供する店はアイコンで示すなどの工夫をし、QRコードを読み取ることでさらに詳しい情報を表示するようにした。「観光客だけでなく市民にも利用していただけるよう、分かりやすい紙面を目指した」と巌洞さん。

 体裁はA6版16ページ。発行は3万部。門司港駅周辺の宿泊施設や飲食店で無料配布している。