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小倉の赤レンガ建築でアート展示会-「100年前の産業遺構」舞台に

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 小倉・高浜の「吉川精密」(北九州市小倉北区高浜1)敷地内の赤レンガ事務所で10月25日、現代芸術家や建築家らがアート活動を行う「BULDING DIGNITY(ビルディングディグニティ)」が始まった。主催は、大学教授や建築家、アーティストらで組織する実行委員会。

炭鉱住宅をモチーフにした「MINE/MINE」

 昨年に次ぎ2回目となる同企画。長くワイヤロープ製造工場の事務所棟として使われ、ここ10年以上使われていなかった築100年以上の赤レンガ建築を舞台に、石炭を敷き詰めた小部屋「ひとりのへや・席単」や、炭鉱住宅模型の小型照明を密集させた「MINE/MINE」などのアート作品計8作品を展示する。

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 北部九州の石炭産業が栄華を極めた時代、炭鉱内で石炭の引き上げに使われるワイヤロープを製造していた同工場。機械設備などが整理撤去され、広大な敷地内にぽつんと取り残されたことでその存在感が際立ち「産業遺産」としての価値を再認識する動きも出ている。「その存在感に魅了された廃墟好きも多く訪れるイベントになった。このエリアには私財を投げ打って海の安全を祈願した偉人の歴史もある。まずは市民の多くに場所の価値を知ってもらいたい」と実行委員で西日本工業大学助教の梶谷克彦さん。梶谷さんが前回展示した「おもちゃの花束」は、「感性工学会」(日本感性工学会主催)の「かわいい感性デザイン賞(福岡地区賞)」を受賞した。

 最終日は16時から、アコースティックユニットの「HYOGEN」のライブも予定する。

 開催時間は10時~18時。入場無料。11月2日まで。

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