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北九州市に「タコ山」公園11カ所-「国内最大級4,000万円」のタコも

和布刈公園「潮風広場」のタコ山

和布刈公園「潮風広場」のタコ山

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 北九州市内に巨大タコの滑り台がある公園が11カ所もあることが分かった。

 市民に広く親しまれているタコを模した遊具は全て「前田環境美術」(東京都渋谷区)によるもので、同社では「タコ山」と呼び、彫刻家が手作りし一つ一つ形も大きさも異なる。中でも2010年に設置された「和布刈公園」(門司区門司)にあるものは「製作に約4,000万円の費用がかかった国内でも最大級のもの」(市建設局職員)で、高さ約6メートル、最大幅約20メートルあり、少し離れた場所に足先を模した水飲み場も備える。関門海峡を望む絶好のロケーションということもあり、休日になると親子連れが多く訪れ遊んでいる。

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 同社ホームページによると、「オリジナルデザインは『プレイスカルプチャー、石の山』で、『頭をのせたらタコになる』と気付いた」とあり、同社では試行錯誤の後に人気商品に育て、全国の自治体から依頼されるようになったという。市ではタコ山の人気度に注目し、20年以上前から整備してきた。「実はイカの公園もあるが、そちらは人気が全くない」と前出の市職員。

 ほかに、勝山公園(小倉北区城内)、昭和公園(昭和町)、志井公園(小倉南区志井)、吉田公園(下吉田3)、山王二丁目南公園(八幡東区山王2)、大池公園(八幡西区大池)、松寿山2号公園(松寿山)、今光東公園(若松区今光)、大谷6号公園(戸畑区東大谷)、新提公園(中原西)にあり、「北九州市は、とりわけタコ山の濃度が高い。市民約8万8000人当たり1基あることになる。他の自治体でここまで多いところはないはず」とも。