北九州市で12月24日、「チャリティーサンタ」が行われる。運営は市内大学に在学中の学生らで組織した実行委員会。
ボランティアスタッフがサンタクロースに扮(ふん)し、応募者から事前に預かったプレゼントを持ってクリスマスイブ当日に訪問するというもの。NPO法人チャリティーサンタ(東京都三鷹市)が2008年から始め、現在国内21カ所で展開している。集めた収益金で途上国や震災被災地の子どもたちを対象に支援を行う予定。
ホームページには「数年後にはサンタの存在を信じなくなる子どもに、今のうちに夢を」や「サプライズに驚いた子どもの笑顔は一生忘れられない」などの声が寄せられている。実行委員で九州工業大学2年生の藤田翔さんは「この活動を知って感銘を受けた。北九州でも多くの人に知ってもらいたい」と話す。訪問目標数は50軒を掲げる。
参加費は2,000円。応募はホームページで受け付けている。