小倉北区出身で、「ジャパニーズエルヴィスを探せ!!」2013年度チャンピオンの佐藤晃一さんが3月6日、北橋健治北九州市長を表敬訪問し、前回の優勝報告と今月開催される大会での連覇を誓った。
2010年に始まった同イベントは今回で5回目。優勝者は、エルビス・プレスリーの命日に合わせた8月に予定される「The Ultimate Elvis Tribute Artist Contest」(米テネシー州メンフィス)に日本代表として出場する権利を得る。佐藤さんは2013年、「歌唱力や衣装、ダンスなどのステージングが評価され」見事優勝し、同年メンフィスでの大会に出場を果たした。
「小学生のころ、同級生からもらったカセットテープに入っていたエルビスの『好きにならずにいられない』に衝撃を受けて」以来の筋金入りエルビスファンの佐藤さん。通信会社に勤務するサラリーマンの傍ら、友人らとロックンロール・バンド「MENPHIS(メンフィス)」を組む。エルビスの扮装(ふんそう)をして、バンドのギター担当・佐々木等さんと共に、介護施設などへの慰問活動も行っている。
エルビスが1973年のハワイ公演で着た衣装のレプリカを着用して現れた佐藤さんは、市長の前で「ブルーハワイ」を熱唱。「主催者都合で昨年は開催されなかったが、今年優勝して連覇を」と意気込む。本戦は3月21日、神戸で行われる。