小倉駅前の魚町を中心とする繁華街で今月撮影されたトヨタ自動車のインターネットコマーシャル「G’s Baseball Party」が3月27日、ネット上に公開された。
約2分30秒の同CMは、目の前に突如現れる「G’s」ボタンを押すと町を歩く通行人が野球を始めだし町中が野球場になるというもの。
打球を巡って歩行者を縫うように走る姿を、軽快な動きの自動車のイメージに重ねあわせたエンターテインメントムービーで、スカート姿のOL女性が突然バットを振りかざし、ピッチャー役のサラリーマンと、みかげ通りの横断歩道をはさんで相対するところから始まる。撮影は3月2日から3日間、早朝や深夜に行われた。
スーツ姿でアスファルトをスライディングするサラリーマンや、フライをキャッチしようとフェンスを乗り越えるコスプレーヤーなどが繁華街を縦横無尽に駆け巡り、クライマックスはトヨタ「アクア」でジャンプし車中からボールをキャッチし、「井筒屋小倉店」の前の歩道を駆け抜けるシーンとなっている。元・読売ジャイアンツのウォーレン・クロマティさんが「走塁をアウト判定した審判に抗議する監督」としてカメオ出演もしている。
「G’s」は「日常で誰もが楽しめるスポーツカーとしての魅力」をコンセプトに掲げるトヨタのスポーツチューニングブランド。同CMはトヨタのホームページのほか、ユーチューブの公式チャンネルで視聴できる。