北九州市が今年10月、国内最大級のファッションイベントを運営する「東京ガールズコレクション実行委員会」(東京都港区)とコラボした大規模ファッションイベントを開催すると発表した。
国内外の有名ブランドファッションを身に着けた人気モデルやタレントがステージに立つ「東京ガールズコレクション」の内容をそのままに北九州で開き、九州全域や中国地方から1万人以上の来場客を見込む。今年2月「代々木第一体育館」(東京都新宿区)で行われ、山田優さん、ローラさん、藤井リナさんら豪華モデル陣が出演した10周年記念イベントには約3万人が来場した。
2010年に、初の地方都市開催が沖縄県宜野湾市で行われて以降、福島県郡山市、名古屋市、宮崎県延岡市などで行われてきた。市観光にぎわい部の担当者によると、地方活性化の起爆剤として各地が名乗りを上げる中、北九州市では「地方創生のキーワードに「子どもと女性」をテーマにしたイベントを多く手掛けている点が評価され、誘致に成功したという。
市では同イベントに当たり、関連予算約5,000万円を盛り込む予定。「これから企業協賛金を集めるため、総事業費はまだ定まっておらず、具体的な日程や開催場所などは発表できない」とするも、今後メーンキャストや目標集客数などの調整を図りながら、会場や正確な日取りを7月半ばまでに発表したいとしている。