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小倉の郷土料理「ぬか炊き」を全国区へ 市民グループ発足

市内大学生のサークルや市職員のボランティアグループ、商店主ら32人が参加した

市内大学生のサークルや市職員のボランティアグループ、商店主ら32人が参加した

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 小倉・魚町の鉄板焼きバール「ピアチェーレ」(北九州市小倉北区魚町2)で5月20日、小倉の庶民の味「ぬか炊き」の知名度向上を目的とした市民グループ「ぬかいぎ」が発足した。

アンチョビーキャベツならぬ「ぬかチョビキャベツ」を調理する生駒さん

 イワシやサバの切り身をしょうゆやみりん、砂糖などで煮詰め、ぬかみそを入れてコクを出す料理の「ぬか炊き」。旦過市場を中心に専門店が数軒あり庶民の味として親しまれているが、「市外の人にはほとんどなじみがなく、お土産として選ばれることもない。博多の辛子めんたいこのように知名度を上げ、『小倉といえばぬか炊き』というイメージを作りたい」と、北九州市「食の魅力創造・発信室」が呼び掛け発足した。当日は、市内大学生のサークルや市職員のボランティアグループ、商店主ら32人が参加した。

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 ぬか炊きは、一説には江戸時代小倉城に入城した細川忠興が好んで食べた「ぬか漬け」が城下町の市民に広がり、近海で取れる傷みやすい青魚を調理する方法として広まったといわれている。別名「じんだ煮」。じんだとはぬかみそのことで、後に小倉城を居城とした小笠原藩が「陣を立てるときに食べていた」ことからこの呼び名が付いた。

 会場となった「ピアチェーレ」では店主の生駒さんが、「ぬか炊きサラダ」やアンチョビーキャベツをヒントにした「ぬかだきキャベツ」など応用メニューを提供した。グループでは今後、市内飲食店にぬか炊きの提供促進を呼び掛けるほか、今年10月に新メニューのレシピコンテストなどを行う「日本ヌカー・オブ・ザ・イヤー」開催を予定している。

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