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「門司」にこだわった芋焼酎「地芋」販売へ 7年間温めたダジャレきっかけに開発

(左から)田村さん、島田さん、白石さん

(左から)田村さん、島田さん、白石さん

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 門司区の酒販店「シマダ酒店」(北九州市門司区錦町)と「田村本店」(大里本町2)が3月から、原材料の調達からラベルデザイン、販売エリアまで「門司」にこだわった芋焼酎「地芋」の販売を始めた。

「地芋」(720ミリリットル1,404円)

 ダジャレ好きという「田村本店」社長の田村洋文さんが、7年前から温めていた「門司のゆるキャラ『じーも』に掛けた芋焼酎『地芋』を」という企画を、「シマダ酒店」社長の島田一輝さんに打ち明け、門司の農家・白石雄大さんとつながったことで、昨年、製造が実現した。

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 白石さんは「門司にこだわった焼酎作りを」という計画に賛同し、イモ作りを快諾。約100坪の農地に「なると金時」を栽培し、同区内の「海青小学校」(清滝5)の生徒らとともに昨年10月収穫した。収穫したイモは「無法松酒造」(小倉南区新道寺)に持ち込み、約3週間掛けて焼酎に仕上げた。

 田村さんは「門司区内でイモを作る農家を探していたが、イノシシ被害が多く、ほとんどの農家がイモ作りをあきらめていた。イノシシ被害のほとんどない畑を持つ白石さんと偶然出会ったことで、実現にこぎ着けた」と7年間を振り返る。

 でき上がった焼酎について、田村さんは「同種のイモで作る焼酎は鹿児島産などに多いが、それらと差別化するため蒸留温度など製造方法にこだわった。フルーティで華やかな香り、最後にイモの香りがふっとよぎる口当たりがまろやかな味わい」と自信を見せる。

 価格は720ミリリットル入り=1,404円(483本限定販売)。