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明治日本の産業革命遺産「九州・山口と関連地域」 登録見据えた看板出現

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 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産が登録間近と報道される中、候補施設である「遠賀川水源地ポンプ室」への道案内看板がフェイスブックで話題になっている。

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 登録に際して日本政府と韓国政府との調整が難航するなど、これまでにない報道が繰り広げられるなか、「鞍手インターチェンジ」(鞍手町)交差点前の道路標識に追加された同所への誘導看板の一部が白いシートで覆われている。これを見たフェイスブックユーザーが「勇み足にならないか?」「シートの下は世界遺産の四文字と思うが登録されなかったら?」「かつて阪神球団が優勝し損なった時に『準』をつけた時があったが、この場合どうする」などと話題にしている。

 Yahoo! ニュースによると、「ドイツ西部ボンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」の登録審議が、5日(日本時間5日夕以降)に持ち越される見通しとなった」と報道され、福岡県や北九州市が準備していた決定の瞬間を放映するパブリックビューイングも順延となった。

 北九州市では、旧官営八幡製鐵所関連施設の「旧本事務所」(八幡東区東田)、「修繕工場」(枝光)、「旧鍛冶工場」(同)が候補となっている。現在も操業する工場内に立地していることから一般には公開されていないが、市では「眺望スペース」を設け観光客対応をしている。

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