西小倉市民センター(北九州市小倉北区大門1)で8月29日、「小倉焼うどん ウ・マイスター講座」が開講する。
「地元の食文化を学び、生かし、そのおいしさを多くの人々に味わってもらい、次世代に伝えて行く」ことを目的に「小倉焼うどん研究所」(事務局=門司区大里本町、TEL 093-372-0962)が企画した。2011年に始められ今回は「3年ぶり3回目」。
受講者は全4回の、焼きうどんの基礎知識や歴史を学ぶ座学、焼きうどん食べ比べワークショップ、イベント出店での焼うどん調理・販売など実地研修、「小倉焼うどん検定」を経て「ウ・マイスター」認定がされる。過去2回の受講者数は約54人で、うち39人が認定された。検定合格者には「オリジナルのヘラ認定証」が渡される。
所長の竹中康二さんは「受講者がそれぞれ、幼稚園のバザーで小倉焼きうどんを披露するなど広がりも見えてきた。地味な活動だが地元に根づいた感がある」と話す。
同研究所によると、小倉焼きうどんの定義は「乾麺」「若松産キャベツ」「豚バラ肉」「アジまたはさば節」を使い、「玉ネギの甘みを引き出し」「ソースをよく研究し」「小倉地酒で香り豊かに仕上げる」ことが条件とされ、現在JR小倉駅周辺を中心に約20店舗で提供されている。
参加費は3,000円。開催時間は10時~15時。